当サイトへの訪問で多い検索ワードが、『フォートナイト やらせたくない』です。
暴言の定義やフォートナイト以外での影響については以下の投稿でお話させて頂いています。
フォートナイトが与える影響
こちらを訪問される方は子供の暴言に不安や心配を覚えている方がほとんどだと思います。
前回、暴言の定義やゲーム以外で受ける影響について書きましたが、
今回はフォートナイトが与える影響について書いていきたいと思います。
7割がゲームで嫌な思いをしている
ゲームエンジンを開発するUnity社が2021年8月に発表したニュースレターによると、
”プレーヤーの10人に7人が、マルチプレーヤー、クロスプラットフォームゲームで有害な行為を受けた”と述べており、ここに挙げられる【有害な行為】とは『セクハラ、ヘイトスピーチ、暴力の脅威、晒しなど』を指しています。
有害な行為を受ける経験は”時々受ける”との回答であるものの、その場合にはプレイをやめてしまう場合が多く、また、ほとんどのプレイヤーが有害行為を減らすための機能を実装して欲しいと求めていると書かれています。
『暴言を含む行為』にみんなが「なんとかして欲しい」と思っているってことですね。
このアンケートはアメリカ国内の成人を対象にしたものです。
成人でさえこの状況を良しと考えていないのですから、子供たちが飛び込もうとしているグラウンドがいかに不安をはらんだものであるかがわかるでしょう。
暴言を吐かせてしまうゲームの特性
そもそもフォートナイトは人型の相手を『敵』とみなし、それを銃で撃つゲームなので、
ジャンル的には『暴力』に位置付けられます。
ストレスが過度にかかる状況に置かれやすく、【敵を撃つ】の他に、
- 敵に撃たれる
- ビクロイ（一番になる）がかかっている
- どこから攻撃されるかわからない
- チームプレイが出来ないと相手に迷惑がかかる
など、いくつもの条件が複雑に絡み合った環境が作り出されています。
ストレスが原因？
ストレスがかかると神経が昂り、
そのはけ口として暴言を吐いてしまうことが考えられます。
しかしながらこれらの環境を『ストレス』と認識することは難しいでしょう。
上記にあげたものは、『それを含めて【フォートナイト】』であり、
「だから面白い」と感じているからです。
このような環境下で暴言を吐いてしまう場合、多くは無意識であり、
注意されるまで気づけないようです。
知らず、暴言によってストレスを吐き出している可能性があります。
子供がストレスを自認するのは難しいですよね
子供はスポンジのように様々なことを吸収していきます。
最初は違和感を覚えていたようなことも、
「みんなが使っている」「有名な人（ユーチューバーなど）が使っている」
という理由で慣れてしまい、受け入れてしまうと考えられます。
相手が人じゃないから
結局、フォートナイトはリアルな友達がそこにいるわけではなく、
見えているのは２Dのアバターです。
そしてアバターは『敵』であり、つまり【倒す相手】なのです。
そんな相手に優しい言葉をかけるかというと……難しいですよね。
双方武器を携えて、撃ち倒すことを目的としているのです。
そもそも『優しいフィールド』ではない上、
暴言を吐きやすい環境が整っていることが、理由といえるでしょう。
※次回は『どうして小学生はフォートナイトをやりたがるのか』について書いていきます
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小学生の息子とその親がフォートナイトをする日常を書き連ねています＊＊＊
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