<初心者ガイド>アラフィフ必見!在宅ワークのメリットデメリットを教えます♪

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この記事のまとめ

40代後半から在宅ワークを始める人に向けて、在宅ワークでのメリットとデメリットを解説します

こんにちは、アラフィフ在宅ワーカーのねおゆっちゃんです。

私は47歳から在宅で仕事を始め、今は在宅ワークサイトで採用担当をしています。
そんなアラフィフ在宅ワーカーの私が在宅ワークのメリットとデメリットについて説明します!

ねおゆっちゃん

メリットだらけに感じる在宅ワーク。
デメリットにはなにがあるかな?

この記事はこんな人におすすめです
  • 在宅ワークに興味のある人
  • メリットとデメリットを知った上で在宅ワークを検討したい人

在宅ワークのメリット&デメリット

さて、【在宅ワーク】にあなたはどんなイメージを持っていますか?

自由な時間に働けるから家事や育児とのバランスがとりやすくて…好きなところで仕事が出来るって感じ?

そう!まさに家事や育児など、『仕事と生活のバランスがとれる』というイメージだと思います。
つまりそれは、在宅ワークをすることはメリットであるという意識です。

2023年5月に厚生省が発表した『「3歳まで在宅勤務」を企業努力とする』という発表はそういった意識から設定されたものと推察されます。

厚生省発表資料『育児休業後も継続就業しながら子育ての時間確保ができる働き方の実現について』

たしかに家で仕事をするということは通勤時間が不要であったり、それによって「ギリギリまで仕事が出来る」「背中に滝のような汗を流して保育園や小学校にお迎えに行かなくてもいい」という、時間面でのメリットがとても大きいのは間違いありません。

とはいえ、なんでもメリットだけのわけがないですよね。光があれば闇があり…

ということで、この記事では在宅ワークをする上でのメリットとデメリットについて説明します。

メリット

時間からの解放

前述したように、メリットのもっとも大きな利点は『時間から解放される』という点です。

出社であれば通勤時間の確保は絶対必要になりますが、それだけでなく家を出るまでにやらなければいけないことを逆算して早起きをしたり、朝からバタバタとせわしなく過ごさなければなりません

朝にやることの代表的なものをあげるだけでも、ざっと次の項目が考えられます。

・お弁当づくり
・朝食づくり
・洗い物(茶碗、洗濯)
・お世話(子供、介護者、ペット)
・身支度(子供、介護者、自分)
・片づけ(寝室、居間、台所、洗面台…)
・保育園や施設などへの引き渡し(送迎含む)

朝にやるべき沢山のタスク

子供やペットなどが”いる/いない”にもよりますが、なんだかんだとやることがあるものですよね。

帰ってきてからはどうでしょうか?

・買い物
・お迎え(子供、介護者)
・習い事の送迎
・夕食準備
・食事
・片付け
・入浴
・寝かしつけ(子供、介護者)
・明日の準備

ざっくり思い浮かべるだけでもこんな感じで、フルタイムで働いて帰ってきてからでは時間に余裕がありません。

しかもこれからが朝夕に待ち受けていることがわかっているので、日中の仕事時間は

退勤時間までに絶対終わらせる

という気迫で仕事をこなしているため集中力が必要になります。

しかし、家での仕事に切り替えることによって通勤時間が減るため、1日1~2時間(※人による)の余裕が生まれます。ですから、やることは変わらなくても時間的な余裕を得られるのが最大のメリットといえるでしょう。

人間関係からの解放

学生時代に気のおけない仲間と過ごした楽しいだけの時間と違い、社会での人間関係はなかなか複雑なものがあります。

上司や同僚、後輩だけでなく取引先にも気を配る必要があり、あらぬ噂がたてられれば火消しに躍起になり、もしくはそんな噂がたてられないよう立ち振る舞いには十分に注意を払わなければなりません。

人の責任を被ったり、家族理由での急な休みや早退で誰かに迷惑をかけてしまうことに落ち込んだり、聞きたくもない陰口を聞いてしまったり。
誰かと比べられて自分の至らなさを思い知らされたりどうでもいい雑談や飲み会に参加しなければならなかったりもするでしょう。

人間関係はもはや『ストレスのもと』になっている可能性すらあります。

在宅ワークではそういったストレスから解放されます。元々あった関係を持ったまま在宅勤務になる場合はこの限りではありませんが、フリーランスや個人事業主として仕事を受託する在宅ワーカーであれば、複雑な人間関係に思い悩むことがなくなります

スキマ時間がお金になる

お金に飲み込まれたくはないけれど、やはり稼げるならもっと稼ぎたいですよね?

子育てや介護の渦中にある人は、そのために仕事を辞めざるを得ないか、そもそも働きに出ることが難しい人もいると思います。その場合でも『スキマ時間』というのはありますよね。

そんなスキマ時間でもお金を稼ぐことが出来るのが在宅ワークです。

得意なことを時間単位で販売したり、企業と契約することも出来ます。これまではただの空き時間だったものをお金に変えることが出来るのです。

それほどの才能はないからと諦めてしまった夢(「漫画家になりたい」や「アクセサリーショップを開きたい」など)を、在宅ワークでなら挑戦することも出来ます。働きながらや専業主婦のかたわらなど、『生きていくために必要なことをしながら』も、自分のやりたかったことにチャレンジすることが可能となります。

メリットを整理
  • 時間に余裕が出来、忙しさから解放される
  • 煩わしい人間関係に思い悩まされることがない
  • スキマ時間をお金に変えられる

他にも、

勤務地の制限がないので配偶者の転勤に合わせて仕事を変える必要がないことや、電話対応などで時間を取られることがないこともメリットと感じられることです。

デメリット

ここからは在宅ワークのデメリットについてピックアップします。

収入の不安定さ

在宅ワークは収入が不安定そうで不安…

もっとも聞かれるのは、収入が安定しないということでしょうか。

在宅ワーカーになるということは労働の対価分しか報酬にはなりません。

企業勤めであれば仕事があろうとなかろうとそこに居た分だけ給与として支払われますので、今月はいくらになるだろう?という不安を覚えることはないでしょう。
※そもそもの月給の低さは別として…

しかし、在宅ワークでは十分にあり得ます。

ネット上では、「これをするだけで楽に月々10万円を稼げる」「サラリーマンの月収を超える」という謳い文句でセミナー参加や教材を買わせるなどの勧誘をみかけますが、だからといって『毎月必ず』という保証はどこにもないと考えるべきです。

「この契約では毎月コンスタントに5万円分のお仕事を依頼します」
「月100時間は稼働して欲しいので大体15万円ぐらいの収入になります」

たとえそう聞いて仕事を受託したとしても、繁忙期を過ぎたといって稼働内容が減ったり、「来月までは一旦お休みで」などと言われることも有り得ます。

依頼者側にとっては【スキルのある人に仕事を依頼したい】という要望に加えて【経費を抑えたい】との考えがあります。その需要を満たすのが在宅ワーカーなので、仕事がなければ「休んでもらえばいい」だけのこと。

在宅ワーカーにとってこの収入に関する部分は、最も大きなデメリットであるといえます。

孤独感を得やすい

いざ仕事を始めたとして、最初に立ちはだかるのが『孤独』かもしれません。

始めたばかりのころは「人間関係の煩わしさもないし、自分で時間をコントロール出来るし」と良いことづくめに思えるものの、仕事をしていく内に感じる

これはどうやるんだろう?

なんかもやもやする…

というちょっとしたことを誰にも打ち明けることは出来ません

実は意外と「この資料の場所変わった?」「Aのやり方ってBと同じだったっけ?」「〇〇さんから返信が来なさすぎて仕事が進まないんだけど」といった、些細な吐き出しが必要だったりもします。

仕事のやり方をレクチャーしてもらったはずだけど忘れてしまった
前に聞いたはずだけどメモしていないからダメなやつだと思われそう
あの人にいわれたとおりやったら別な人に違うと指摘された

こういった場面でも、同じことを聞いたらダメだよねとか、些細なことすぎて聞きにくい…とかブレーキがかってしまい、なんとなくもやもやしたり。

「わからないなら聞けばいい」は当然ですが、あまりに些細なことだと自分の能力に対してマイナス評価をされるのではないかと感じたり、そもそもあまり返信が得られない相手では相談する気も起きないものです。

このように、職場では身近な人を捕まえて聞いたり吐き出したりしていたことが出来ない点で、孤独を感じやすくコミュニケーションが難しいと悩むポイントでもあります。

仕事のオンオフの切り替えが難しい

誰しもではありませんが、ほとんどの人は【自宅】で仕事をすることでしょう。そうなると家事や育児をする空間が隣り合わせにあり、家人が在宅していればあれこれと話しかけられやすい環境におかれます。

家族からは家にいるから時間があると思われて、必要以上の雑用(送迎や買い出しなど)を頼まれたり、「昨日のドラマの続きを見ちゃおうかな」「あそこの窓が汚れてるのが気になるな」といったように余計なことに時間をとられることも。

どんな仕事もスケジュール管理は自身で行わなければなりませんが、在宅ワークこそ自己管理は大切になります。自分で管理出来なければせっかく得た時間が無駄なものになることは十分にあり得るからです。

デメリットを整理
  • 収入が不安定
  • 孤独を感じやすい
  • オンオフが難しい

まとめ

いかがでしょうか?

メリットとデメリットを整理すると、自由で良さそうだけど収入が安定しないのではないか?という、期待と不安の入り混じっている実態が垣間見えますね。

そして、メリットとデメリットは相反するものであり、どちらにも相乗関係があります。

たとえば、メリットである『時間の解放』では、通勤時間を無くすことで朝は自分のペースで起きて時間を自分でコントロール出来るイメージですが、仕事の量次第では昼夜を問わず働かなければならないこともあり、すべての時間は自身で管理しなければなりません。

また、『人間関係がわずらわしくない』反面、わからないことがあってもすぐに答えを聞くことは出来ませんし、場合によっては自分で解決策を探らなければならず、「教えてもらうことが当たり前」の環境にいた人にとっては苦痛と感じることもあるでしょう。

デメリットの『収入が不安定』も、収入に縛られず好きなことにチャレンジすることで人生を豊かに感じられるメリットと捉えることも可能です。

ねおゆっちゃん

良い部分だけ、悪い部分だけを見るのではなく、どちらも考え方ひとつで見方が変わります

大事なのは「どんな暮らしをしたいか」です。

在宅ワークはメリットばかりがクローズアップされがちですが、人とのコミュニケーションにおいては飢餓状態に近いといえます。

私自身はコミュニケーション下手ですし、一緒に暮らす家族に吐き出すことが出来るのでそれほどの苦痛を感じることはありませんが、働く原動力として
「もっとおしゃべりしたい」
「些細な愚痴を言い合える環境がなきゃいやだ」
という人もいるでしょう。

誰かと繋がりを持ちたいと思えばどんな方法でもあると思いますが、そもそも友達づくりが苦手な人や私のようなコミュニケーション下手な人にとっては、その孤独感は堪えがたく感じるかもしれません。

なにが大事で、なにを得たいか。自分が目指すべきゴールを明確にして、在宅ワークが合っているかを検討してみてください。

最後に(個人的なメリットとデメリットの話)

40代後半に家で仕事をすることを選択してから、新しく猫を飼いました。生後2ヵ月の兄弟猫です。これまでに書いてきた様々なメリットはもちろんですが、気軽に猫に触れ合えるときにしみじみ、「家で仕事をしていて良かったな」と思います。

ほかにも、青空の下で洗濯物や布団を干せたり、アレクサで音楽をガンガンかけながら家事をこなしたり。

帰ってくる子供を「おかえり」と迎えることが出来たり、遊びに来る友達を見ることで子供の交友範囲や友達関係を知ることが出来る。

そんな場面をふりかえると、「良かったな」と感じますね。

デメリットは今のところさほど大きなものはありません。

ただ、当初はやはり家族からの「家での仕事は大したことがない」と思われている感に悩まされることもありました。娘から急に「学校まで迎えに来て欲しい」と言われたり、夫から「家にいるんだから家事は今まで以上にやって欲しい」と思われていたり。

その辺りは、出社しないだけで仕事をしていることに変わりはないと、お互いが気持ちよく働けるように話し合いをする必要がありました。

ほかには、些細なことですが体重が増えました笑
確実に運動不足になります

さらにはミーティングのない日は化粧をする必要もないので身なりに疎くなり、劣化が急激に加速しました、、

今は反省して毎日それなりに化粧をし、身なりも多少気をつかうようにしています(三日置きに同じ服をルーティンしたりはそのままですが、、)。

あ、PTAと町内会の誘いが頻繁にあるのがたまにキズですかね。でも、普段オトナとコミュニケーションをとる機会がないので、たまにだと思うと悪くないかなと感じたりもしています。

私のメリット

・いつでも猫に触れ合える
・晴れた日に洗濯物を外干し出来る
・晴れた日に布団が干せる
・アレクサをかけながら仕事が出来る
・平日の特売に参加出来る
・学校行事に気軽に参加出来る
・子供の体調不良を管理出来る
・子供の学習進度をチェックし、対策を取ることが出来る
・すぐ寝転がれる
・「ちょっと5分だけ寝かせて」が出来る
・だから夜更かしが出来る

私のデメリット

・せっかく干した洗濯物の間で猫がくつろぐ
・学校のPTA割り当てで変な責任感を感じる
・見た目に疎くなり劣化が激しくなる
・同じ服を連続して着がちになる
・笑顔を浮かべる機会が減り口角が下がる
・発声音量がわからなくなる
・仕事の愚痴を言えない
・運動不足でお腹周りの成長が著しい
・ついなにか口にいれてしまう

いかがでしたか?
役にたつ…かどうかは正直わかりませんが、参考までに笑

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