<50代からの在宅ワーク>今からでも始めるのはアリ?ナシ?50代からの在宅ワークについて

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こんにちは、管理人のねおゆっちゃんです。

このページを訪れたおそらく50代のみなさん、「在宅ワークが出来ればいいけどそんなの不可能だよね…」と諦めていませんか?

ここでは50代から始める在宅ワークについて、みなさんと同じ50代の私が解説します!

この記事を書いているのは
ねおゆっちゃん

▶40代後半でセカンドキャリアを選択したフリーランスワーカー
▶企業と個人をつなぐ在宅ワークサイトの採用業務を受託しています

自己体験と採用者の目線で『在宅ワーク』について説明します!

50代の在宅ワーク事情

実は別な記事で、今在宅ワークを始めるなら「40代が最後の歳だ」のような記事を書いたのですが、だからといって50代にチャンスがない!と言いたいわけではありません。

私は今、ある在宅ワーク専用の求人を扱うサイトで採用代行の職種を請け負っていますが、そこから見えてくるのは採用の希望年齢は40代までがほとんどという事実です。

ねおゆっちゃん

とくに『30代~40代』が好まれる傾向にあります

そうした現状から、在宅ワークを始めるなら「40代から始めるのがベターですよ」という思いでこちらの記事を書きました。

では、50代から在宅ワークを始めるのは遅いのでしょうか?

在宅ワークに年齢制限はあるの?

一般的な職場における年齢制限の傾向

一般的に、企業が求める求人のほとんどは新卒や若手を好む傾向にあります。

昔は「35歳を過ぎたら転職は不可能」なんて言われていましたが、そもそも人材が少ない今は、もう少し年齢があがったように感じます。

とはいえ、45歳を過ぎて転職をする場合、『収入の減少』や『希望以外の職種』になる可能性は非常に高いといえます。

在宅ワークにおける年齢のハードルは実際に存在するのか

しかし在宅ワーク市場では、年齢だけでなくスキルや実績が重視される傾向にあるので、50代でも活躍できるフィールドはたしかに存在しています

業務委託で仕事を任されるということは、『成果』を求められるということ。その分野で十分な実績を持っていれば、50代でも業務を受託することは十分可能だといえます。

特に経理や採用業務はアウトソーシングとして切り出されることが多く、スキルが重視されるため50代以上でも大いにチャンスはあるといえるでしょう。

50代の豊富な経験は、在宅ワークにおいて大きな強みになります。専門職のほか、経験を生かした職業(コンサルティングやアドバイザーなど)は、年齢と経験を重ねてこそ価値を提供できるといえるでしょう。

50歳以上がNGになる理由

企業から【50歳以下で】と指示があっても スキルがある場合は「いかがですか?」と提案をしてみます。
その時に『OK』の企業もあれば完全に『NG』の企業もあります。

一応こちらからお伺いを立ててるので その場合は「なぜNGか」も教えて頂けるのですが、そこでたびたび耳にするのは下記のようなことです。

  • 自己主張が強く意見を押し付けてくる傾向が強い
  • PCに弱く新しいツールに対応出来ない
企業担当者

「自分が正しい」が強くて こっちの話を聞かないんだよね

企業担当者

新しいツールの習得に時間がかかるし「教えてくれなきゃ出来ない」って言われると困るんですよね

それは年齢に限らないのでは…といいたくもなりますが、とはいえそういった傾向が強いと感じとられているのでこちらがどうこう言っても仕方ないんですよね。

50代以上に対してNGを出すのは会社の代表を含めて平均年齢が若いベンチャー企業に多く見られます。

逆に古くからある企業だと 50代以上の社員を抱えている割合も高く、そこまでの拒否反応は感じられません(若い人への期待値が高いことは否定しませんが)。

50歳以上だからこその強み

ここまで読むと「やっぱり50歳以上なんて無理なんじゃ…」と思われるかもしれませんが、逆に50歳以上ならではの強みもあり、そういった部分を求められることも少なくありません。

じゃあ50歳以上の強みはなにかと言うと、それはズバリ経験です。

コツコツと積み重ねてきた経験こそが信頼に足る実績であり、企業サイドが求めているものといえます。

実際に、例えばテレアポスタッフでは「社会人として最低限のマナーや言葉遣いが出来ること」を条件とすることがあり、その場合は50代以上の人に期待がかかります。

ほかにも経理や人事などはブランクがあっても経験者を求める傾向にありますし、2~3年経験した人よりも十数年経験した人の方が「あれこれ説明しなくても理解してもらえる」と重宝がられます。

ほかにはメンタルが強く多少のことで動じない点や、問題を自分で解決出来ると期待される点などが挙げられます。

ねおゆっちゃん

これまでも多くの50代以上の方を採用してきました!
自分の経験に自信を持ってぜひチャレンジしてみてください!

さて、次の段落からは在宅ワークでの稼ぎ在宅ワークの探し方メリットデメリットについて解説していきます。

在宅ワークでどれくらい稼げる?

もっとも気になるのは在宅ワークでどれくらい稼ぐことが出来るか?という点でしょう。

どのような働き方をしたいかにもよりピンキリというのが実際ですが、たとえば在宅ワークサイトでの業務に焦点を当てると、3万~15万円程度という感じです。

在宅ワークを副収入として考える人は短い稼働時間、または単発で業務を請け負うためその額も少なくなります。

反対に本業にする人は長時間契約の仕事を獲得するか、複数社と契約したり異なる職種をかけもちするなどの調整をしているので、収入額もあがります。

安定した収入は難しい

アウトソーシングする仕事は雇用契約と違い、「必ずこれだけの業務を約束します」ということではありません。

そのため、月により収入額がバラバラになることが多いです。

報酬は『案件単価制』と『時間単価制』があり、案件単価は1回で〇〇円などのように契約します。

契約内容はそれぞれ異なり、たとえばイラストなら『2週間納期で10点/10万円』などのように提示され、承諾を得られた場合に契約となります。

事務や営業などは時間単価制が取られる場合がほとんどで、『1時間あたり〇〇円/月稼働予想20~40時間』などの条件が提示されます。

契約自体は長期でも、案件の増減により月の収入額が変わるのが在宅ワークの特徴です。

収入を確保するためには

月収がバラバラだと困るわ

それでは、ある程度の月収入を確保したい場合はどうしたらいいのでしょうか?

たとえば契約上『時間単価制/月稼働時間80時間を保証』と記載があれば、時間が短くても契約しているため契約額を請求することが可能です。

しかしそんな契約が取られることはほぼありません。

じゃあどうしたらいいの?

収入を確保するためには、収入源をひとつに絞らず複数持つことが求められるでしょう。

本業があるとか収入の柱が別にあるから不安定でもいい、というのであれば一社と長く続ける方が面倒がない上、信頼関係も構築出来て長期間の契約が望めます。

そうでない場合は、一社だけでなく二社・三社と契約することで、一つの収入が不安定になったとしても、他の収入でカバーすることが可能になり、経済的なリスクを分散できるようになります。

時間やスキルに応じた複数の仕事を選ぶことで、安定した収入を築くことが期待できるでしょう。

どんな職種をかけもちしたらいいか

応募される方の中には、自分のスキルを活かして『〇〇アドバイザー』『〇〇代行業』などの肩書をつけて個人事業主として複数の仕事を受託している人もいます。

その場合、先方にあらかじめ「この人は複数社をかけもちしている人」と認識されるため、仕事の仕方に交渉の余地が生まれます。

ねおゆっちゃん

業務によりますが「10時~14時」など企業サイドから稼働時間を指定される場合があります。

『複数社の仕事を請け負っているプロ』と認識されると「10時~17時の間で稼働」など幅広い契約を得られることも

在宅ワークで安定した収入を得るのは工夫が必要ですが、収入源を複数持つことが在宅ワークを制するキーとなるでしょう。

50代からでも可能な在宅ワークの探し方

在宅ワークは業務委託で仕事を得る方法と、自己発信で収入を得る方法があります。

業務委託はお仕事を頂くってことでしょう?

ねおゆっちゃん

そう!主に在宅ワークサイトを通じて雇用ではない契約方法で仕事を得る方法です

業務委託

在宅ワークサイトの活用

業務委託で仕事を得る方法は大きくふたつに分けられます。

ひとつは、『在宅ワークサイトを活用する』方法。
もうひとつは『HPなどから仕事を獲得する』方法です。

ただし、センスなどを求める職種以外でわざわざHPを探しに行く企業はいませんので、やはり在宅ワークを活用する方法が最も一般的となるでしょう。

在宅ワークサイトと大手転職サイトの違い

実はよく見かける大手の転職サイトでも『在宅案件』の扱いはあります。

しかし、昔に比べると多少増えたような気もしていますが、やはり圧倒的に数は少ないのが実情。それにほとんどが『直接雇用または派遣』であり、本業を抱えていたり、時間を自分でコントロールしながら働きたい人にとってはマッチしません。

その点在宅ワークサイトは『在宅ワーク』に特化しているだけありかなりの数があるため、自分の出来ること、やりたいことを探すことが容易です。

雇用されて安定した収入を得たいのか、時間も収入も自分でコントロールしたいのかによってどちらを選ぶか決めると良いでしょう。

自己発信による収入

じゃあ、自己発信での収入は…ハンドメイドの販売とか?

ねおゆっちゃん

それもあります!ほかにはYouTubeやブログなどの広告収入を得る方法も
最近ではTikTokやInstagramの再生数を収益化することも出来るようになりました

WEB販売(物販)

仕入れて売る

商品をWEB上で販売し、利益を得るには「ハンドメイド商品を売る方法」と「商品を仕入れて売る方法」があります。

商品を仕入れて売る方法には、在庫を抱えるリスクがあり、仕入れのための費用を確保する必要があります。

仕入れず(在庫を持たず)に、注文が入ったらその商品を手配するという方法もあります(ドロップシッピング)。
在庫を抱えない、初期費用がかからないという点で人気を高めており、外に働きに出ることが出来ない人(子育て中、介護中、健康上の理由など)を中心に裾野が広がりました。

作品(成果物)を売る

自分で作ったもの(ハンドメイド)の販売では、「あらかじめ作成した物を売る方法」と、見本を作成して、「売れてから作る方法」があります。

自分で作った商品は、ブランド力が構築されていないと売れにくいという点があり、売れるまでに時間がかかることがあります。

ブランド認知され、ファン層が厚くなると商品はコンスタントに売れるという利点があります。
近年ではInstagramやPinterestなどで商品をアピールすることで人を集めやすくなりました。

YouTube、ブログ、SNS

YouTubeやブログ・SNSでは、「再生回数をあげて広告収入を得る方法」と「物販を紹介してインセンティブを得る方法(アフィリエイト)」があります。

今さら参入なんて遅い…と思われるかもしれませんが、実は参入者は多く離脱者も多いという業界のため、頑張り次第で収益を得ることは十分可能です。

ただし、やみくもに始めると遠回りになりやすく、手順を踏まえてスタートしても軌道に乗る(収益を得られる)までにはある程度の時間がかかります。

そもそも大衆に認知されている芸能人や、ブログでブランド力を構築している人がYouTubeなどの別な業種を始める場合と違い、一般人がイチから始めるには早くて半年、通常は1年~2年ほどの時間がかかると考えた方がいいでしょう。

最近ではInstagramやTikTok、Xなども再生(クリック)数で収益をあげることが出来るようになりました。フォロワーの獲得次第にもなり、3ヵ月程度でPR案件などを受ける例もあるようです

業務委託→企業または個人から依頼された仕事
自己発信→ハンドメイドや輸入品の物販、YouTube・SNSやブログの運用による広告収入(PR案件含む)

50代から在宅ワークを始めるメリット・デメリット

次に、在宅ワークのメリットとデメリットについて考えてみましょう。

メリット

  • 通勤時間が不要になり、睡眠時間や家事にあてる時間が増える
  • 仕事の自由度が高く、好きな時に好きな場所で仕事ができる
  • 家族と過ごす時間が増える
  • 自分のペースで業務が出来る

年齢を重ねるにつれ体力が落ちていくことを認識しますが、45歳を越えてからは体力、気力、能力の衰えを如実に感じることになります(もちろん人によります)。

そういった部分からも、通勤のための早起きが不要となったり、自分のペースで仕事が出来るので、食後にひと休みを取ることも出来るし、業務を自分なりに組み立てながら仕事が出来るのは、大きなメリットに感じます。

一方、当然ながらデメリットもあります。

デメリット

  • 社交不足になりがちで、ストレスが溜まりやすい
  • 仕事と生活の区別がつきにくい
  • 必要な機器や設備を自腹で賄わなければならない
  • 収入にばらつきがあり、安定した収入が期待できない

一番のネックはやはり収入でしょう。ここでも解説したように毎月の収入額が確保されないため、収入を安定させるための努力が必要となります。

また、50代ならではのデメリットに焦点をあてると、人と喋る機会がなくなるため、記憶力や社交力が落ちることが考えられます。

ねおゆっちゃん

実際に言葉が出てこず、指示語のほとんどが「アレ」になってしまったり、、

地位や立場という点でも 取引先とは契約をする関係上、一見対等ではあるものの やはりイニシアティブは相手が持っているもの。あっさりと契約を切られたり、上から目線で指示を出されたり、下請けのイメージは拭えません。

その他にもこちらの記事で詳しく解説しています

最後に

50代からの在宅ワークはアリかナシか

さて、最後に50代からの在宅ワークはアリかどうかという点ですが、もちろんアリ!といえます。

人が少なくなる一方、必要な作業は減ってはいないので、企業は常に人を募集しています。しかしなかなか人は集まらない…。そんなジレンマを解消するために在宅ワークが生きてくるのです。

ただし、最初の内は収入が安定せず挫折を覚えることもあるでしょう。在宅ワークは思ったよりも孤独感が強かったり、誰にも頼れなかったりすることでストレスを抱えることもあります。

いきなり本業にするのではなく、空いた時間を利用してチャレンジしてみるのがベターでしょう。

個人的には社会で揉まれてきた50代だからこそ出来ることや粘り強さがあるはずだと思っています。
まずは自分の得意や不得意を洗い出して、出来ることからやってみてはいかがでしょうか?

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