＃２【現場レポート】在宅ワークサイトの一般事務求人で脱落する人の特徴

募集職種：事務アシスタント

今回、『事務アシスタント』という名目で求人募集がかかったのは、設備機器を製造する町工場のF社からです。

仕事はデータ入力や資料作成、求人票を作成や採用のフォローなど多岐に渡ります。

必須スキル

しかしあくまで補助のため、必須スキルは

• office（Word、Excel、PowerPoint）が使えること
• 事務経験があること

の二点のみ。

「難しいスキルは問いません」と明記し、報酬額は時間単価１,２００円での募集です。

この募集、どうなったかというと…

死ぬほど人が殺到しました。

【事務】ってすごく人気なんですよね。

経理とか人事とか、スペシャリストの募集でもない限り事務での募集、ましてや本案件のように『アシスタント』でさほど難しいスキルを必要としない案件は、応募の波が止まらない状態になりがちです。

これにちょっとだけ「簡単な関数が出来る」とか「営業資料作成の経験がある」といった点を加えるだけで数は減ります。

でも、B社はそんなことを必要としていませんでした。ですので、求人を掲出してから24時間で190件の応募がありました。
（通常このような事態はあまりありません）

書類選考でこれだけ多くの募集をさばくのは大変です。

大量の応募には消去法で対処

で、どうするかというとまず消去法で選考に落ちる人から決めていきます。じっくりプロフィールを見て決めたい人を絞り込む作業ですね。

ではこの段階で落とされる人がどういう人かと言うと、

質問に対する回答が「はい」「いいえ」だけの淡泊な人
※応募時に質問がある場合

これには様々な理由がありますが、一番大きな理由は『やる気がみられない』という点です。

多くの人が熱意をもって働きたい意思を見せているのに対し、淡泊すぎる回答からは何も見えてきません。

採用する側が、

とわざわざその人に留まる理由は…？

ありませんよね。

ですので、早い段階で落とされることになってしまうのです。